2005


今年はどうなったか? 気になるところですので、速報でお伝えします。

ここに掲載された画像は出品作品ではありませんのでご注意下さい。
もちろん最高カットはご依頼者からコンテストへ出品されています。

出品作品以外の著作権はADAではなく
笹生和義に帰属されます。

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2005.7.1


世界 27位 にランキングされました90cm水槽、東京都Y.Y氏の作品

なんと初挑戦にして堂々の成績であります。 エクセレント!
凹型レイアウトの変形構図にて流木の配置が印象深い作品に仕上がっています。
ブリクサの配置が微妙に順位に影響されたと推測するのは私だけか?
同居魚はラスボラだけでレイアウトを邪魔しない程度の収容数、また大きさも手頃だ。
来年はいよいよシングル目指して頑張って!



世界 35位 にランキングされました75cm水槽、東京都E..Y氏の作品

こちらも初参加で上位進出しました。おめでとうございます。
赤系水草を点在させた意欲的な作品です。手前には化粧砂を使用して幻想的な仕上がりに。
同居魚はラスボラですが、もっと赤い魚の方がより印象深いと思ったのだが・・
有茎草はトリミングのタイミングが難しいので今後も精進して下さい。


世界 41位 にランキングされました120cm水槽、兵庫県A.F氏の作品

大水槽でしか出来ない贅沢な空間を表現した作品です。
ヘアーグラスを用いたレイアウトは毎年出品されますが、この空間を上手く生かすことが難しいです。
同居魚はダイアモンドテトラとエンペラーテトラでしたが、
このような背景上げ(白飛ばし)の場合は魚が透過して消えてしまう危険性があります。
また左右の石組みの高低差がもう少しあれば、なお良かったのではと感じます。
これからも意欲的な作品を期待します。



世界 43位 にランキングされました90cm水槽、東京都K.I氏の作品

昨年の10位から大きく順位を下げました。
挑戦的な今回の構図はやはり評価が分かれた感を否めません。
水草の種類に育成状況は全く問題ないので次回のリベンジに期待します。



世界 46位 にランキングされました120cm水槽、大阪府S.T氏の作品

丹精込められた庭のように、制作に慣れたベテランの仕事という雰囲気です。
上層をペンギンテトラ中層をレッドファントムと魅せるポイントを分けています。
水草の育成状況は極めて良く心地よい水景と言えるでしょう。
本来の実力からはあまりにギャップある順位に次回こそはと切望します。



世界 197位 にランキングされました120cm水槽、兵庫県T.F氏の作品

流木とバリスネリアで悠然とした水景を表現した仕上がりです。
活着したナナとウィロモスを中心に流木で空間を意識させ広がりを感じさせます。
順位ほど評価は低いとは思いませんが、こればかりは?



恥ずかしながら 118位 でした。東京都の「自称・巨匠」の作品

順調に誠に順調に順位をまたまた下げてしまいました! 
今年はついに3桁になってしまい、やっぱりと言うか当然と言うかの成績でした。(大粒涙)

まずポイントがない!(大爆)
有茎草がいかにも伸び過ぎている!(悲爆)
魚が分かりにくい!  コーヒービーンテトラとG.レビスがいるの。
トニナが生長障害か?均一になってないぞ!(爆)
左右のコンセプトが意味不明(感服爆)
これでも118位に入るのがおかしい!

今年は1等賞を目指したわけですが、お約束の「肝心な時に忙しくなる」
私のスケジュールに会心の作品はまたまた出来ませんでした。
しかし当初の約束通りシングルになれなかったので今年でコンテストを卒業いたします。
これからは違ったスタンスで進んでいきたいと・・・・(苦涙)

それではまた来年! 出張撮影は致します。


今回 「世界水草レイアウトコンテスト2005」の出品作品を撮影させて頂き誠に有難うございます。

そんな中、毎年撮影水槽の中から「この水景が1番」と思うものは必ず上位に進出してきました。
今回はこの水景です。ダイナミックな構図に他の追随を許さない独創性を感じます。
しかし、ランキングされませんでした。

複数出品の場合は上位のみのランキングになるからです。
審美眼は人それぞれですが、こちらともう片方での評価でこちらが負けたことに疑問が残りました。
写真家として構図、独創性、育成状況を考えても解せません。
よってランキングされなくても私の中では「
今年のNo1」といたします。